サステナビリティの考え方 マテリアリティ(重要課題)

サステナビリティ最高責任者である本資産運用会社代表取締役社長は、サステナビリティ方針・推進体制の表明により、サステナビリティ全般について積極的な推進活動をコミットメントしています。
この具体的な取組みにあたり、課題抽出及び各課題の重要度について議論を行い、本投資法人及び本資産運用会社にとって特に重要性の高いESG課題(マテリアリティ)を以下のとおり設定しました。

マテリアリティ(重要課題)特定プロセス

【Step 1】 課題項目の抽出と整理

GRIスタンダード、ESG格付会社の評価項目(MSCI、FTSE)、GRESB、CDP等を参考に本投資法人及び本資産運用会社におけるサステナビリティ課題を抽出・整理

【Step 2】 課題の重要性評価

上記の課題について、本投資法人及び本資産運用会社における取組みを整理し、社内外の意見等を基に各課題の重要度・優先順位付けを行い、ショートリストを作成

【Step 3】 サステナビリティ推進会議での審議/マテリアリティの特定

Step 2において優先順位付けされた課題 について、サステナビリティ推進会議における審議を行い、重要課題(マテリアリティ)を特定

マテリアリティ(重要課題)

サステナビリティ方針 マテリアリティ(重要課題) 取組み状況 関連するSDGs
1 環境への配慮(E) 環境負荷の低減
  • 省エネ・再エネ導入等によるエネルギー消費量/GHG排出量の削減
  • 水使用量の管理・削減
  • 3R(リデュース・リユース・リサイクル)実践による廃棄物排出量の削減
  • 資産運用にあたっての環境課題(気候変動、生物多様性等)への配慮
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任 つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
15 陸の豊かさも守ろう
サステナビリティに関する外部認証及び外部評価の取得 グリーンビル認証取得の推進
2 ステークホルダーとの協働(S) PM会社及びオペレータとの協働 PMをはじめとするサプライヤーにおけるサステナビリティの推進、測定基準の設定、サステナブル調達の推進
3 すべての人に健康と福祉を
8 働きがいも経済成長も
11 住み続けられるまちづくりを
17 パートナーシップで目標を達成しよう
地域社会への貢献 日本全国の幅広い地方都市におけるより良い住環境の提供
入居者満足度の向上
  • テナントとの協働による環境・社会配慮、グリーンリースの実施
  • テナントの健康維持・向上に向けた施策の推進
3 職場環境の整備と
役職員の教育・啓発(S)
役職員の育成とサステナビリティ意識向上
  • 従業員の研修・セミナー受講機会の奨励、従業員への福利厚生充実のための施作推進
  • 従業員の健康・安全の推進、労働者の権利確保・労働基準などの遵守
4 情報の開示(G) ステークホルダーとの対話
  • タイムリーディスクロージャー及び開示内容の充実
  • 投資主及び投資家や役職員をはじめとする ステークホルダーとのコミュニケーションの推進
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
5 ガバナンス(G) 公正で透明性の高いコーポレートガバナンス
  • 役員の独立性・専門性・多様性の推進、役員報酬の透明性の向上
  • リスク管理に関する監督や対応
  • 利害関係人等との取引その他の利益相反に対する適切なリスク管理
コンプライアンスの徹底 法令遵守の徹底、内部通報制度等の整備、会社の行動規範や倫理規定の社内通知の徹底